ロードバイク、初めてのタイヤ交換。おすすめ3選。

2023-02-12

完成車として購入したロードバイクで初めに交換するのはタイヤチューブか、タイヤが多い。外から見えないチューブは選ぶのにそんなに困りませんが、地面と直接接するタイヤは何が良いのか気になります。買ったときと同じグレードのタイヤがいいのか?国内メーカー、海外メーカーがいいか?などなど、私のおすすめを紹介します。

最初に履いていたタイヤを買う?

完成車で購入すると最初からタイヤが付いてます。乗り始めてから1年がすぎると、ひび割れがでてきたり、パンクしたりして、そろそろタイヤを交換した方がいいかな、と思ってきます。

初めてのタイヤ交換。自分で交換できるのかも気になりますが、何を買えばいいのかよくわかりません。私は完成車のときに履いていたタイヤと同じ、ブリヂストン EXTENZA R1Xを購入しました。2回ほどR1Xに交換した後、もうちょっと長持ちするモデルにしようかな、と考えてました。耐久性が高いと、ゴムが厚くなり、パンク耐性も増しますが、重たくなります。重たいタイヤは“もっさり”と表現され、敬遠する人もいますが、長持ちする分、経済的。1回試してダメだったら戻そうくらいに考えて、ブリヂストン EXTENZA RR2LLにしました。

R1Xも新品のすると、なんということでしょう。R1Xとの違いがわかりません。それどころか、適切な空気圧と新品ゴムが道路をしっかりキャッチするので、快適になった気がします。もちろん、R1Xも新品の時は快適だったんでしょうが、ほとんど覚えてませんでした。違いのわからない男だったんだ。

23CのR1Xは、180g。RR2LLは250gで、違いは70g。きゅうり1本分くらいの差です。そのくらいだったら、昨日よく寝たとか、体重減ったとか、チェーン掃除したとか、タイヤの空気圧が適切、追い風など方が、「なんか今日は自転車がよく走るぞ」感への影響が大きいだろな、と思います。

ということで、耐久性の高いタイプのタイヤがおすすめです。

コンチネンタル、パナレーサー、ブリヂストン EXTENZA

国内で手に入りやすいロードバイクのタイヤは、コンチネンタル、パナレーサー、ブリヂストン EXTENZAの3つです。

コンチネンタルはドイツのメーカーで自動車タイヤも作っている。ロードバイク乗りに人気があり、よく転がると性能を評価されることが多い。

パナレーサーはなんでも作るでおなじみのパナソニックの自転車用タイヤブランド。安くて、性能が良いと、コスパを褒められることが多い。

EXTENZAはブリヂストンの自転車用タイヤブランド。世界最大のタイヤメーカーのイメージもあって、グリップ性などゴムの性能に関する口コミが多い。

三国志でいうとラインアップが多く、玄人の評判が高いコンチネンタルが魏。コスパの良いパナレーサーが呉、贔屓目を込めてEXTENZAが蜀といったところだ。

それぞれのブランドで耐久性を重視したタイヤを1本ずつ、合わせて3本ピックアップしました。

コンチネンタル Ultra Sport III パナレーサー Category S2 ブリヂストン EXTENZA RR2LL

重量:255g 重量:240g 重量:250g

タイヤ 価格(1本/円) 重量(g)
ブリヂストン EXTENZA RR2LL ¥4,274 250
ブリヂストン EXTENZA RR2X ¥3,900 220
ブリヂストン EXTENZA R1G ¥5,880 185
ブリヂストン EXTENZA R1X ¥5,200 180
ブリヂストン EXTENZA R1S ¥6,400 145
パナレーサー Elite Plus ¥2,326 260
パナレーサー Category S2 ¥2,211 240
パナレーサー Closer Plus ¥2,291 210
パナレーサー AGILEST DURO ¥5,670 210
パナレーサー AGILEST ¥4,776 180
パナレーサー AGILEST LIGHT ¥5,630 160
コンチネンタル Grand Sport Extra ¥9,754 290
コンチネンタル Gator Hardshell ¥9,608 265
コンチネンタル Ultra Sport III ¥3,238 255
コンチネンタル Grand Sport Race ¥6,982 245
コンチネンタル Grand Prix 4-Season ¥6,825 235
コンチネンタル Grand Prix ¥5,412 230
コンチネンタル Gatorskin ¥5,980 230
コンチネンタル Grand Prix 5000 ¥6,445 200

amazonで最安値を調べました。RR2XよりRR2LLの方が高いのか…?(2023/2/14)

コスパのパナレーサー

amazonの販売価格では、コンチネンタル Ultra Sport IIIが1本3300円、ブリヂストン EXTENZA RR2LLが4300円なのに対して、パナレーサー Category S2は2300円ほど。この3本が同グレードのタイヤかいまいち自信がないけど、パナレーサー Category S2が圧倒的に安い。なお、購入するときは2本1セットを1つ注文するのか、1本売りを2つ注文するのか良く確認してこと。注文数を間違えると、箱を開けてみたら1本しか入ってなく、タイヤ交換が1週間先延ばしになりかねない。

コンチネンタル Ultra Sport III パナレーサー Category S2 ブリヂストン EXTENZA RR2LL

約3300円/本 約2300円/本 約4300円/本

タイヤはいつ変えるのか?

タイヤの替え時は3,000~5,000km走ったら替えると一般的に言われています。通勤で往復7km乗っています。最近は遠乗りすることはないので、1日平均5kmとすると、1年で1800kmほど。2年~3年くらいでタイヤ交換してます。その他に経年劣化するので使ってなくても1年で替えろ、ひび割れが目立ってきたら、など諸説あります。

私はインジケーターが見えるまで使ったことはありません。タイヤが磨り減ってくると、色の違うゴムが見えてくることがあります。違う色が見えてきたら、交換時期です。色の違うゴムはインジケーターといって、入っているものとそうでないものがある。

コンチネンタル Ultra Sport III パナレーサー Category S2 ブリヂストン EXTENZA RR2LL

摩耗インジケーター:なし(?) 摩耗インジケーター:なし(?) 摩耗インジケーター:あり

カラータイヤのあるパナレーサー

パナレーサー Category S2はカラータイヤのバリエーションがあります。タイヤの色を変えたいなら、パナレーサー Category S2が良いです。

ただ、タイヤの黒色はカーボンブラックという炭素の粉末を混ぜることで強度を高めた結果の色です。パナレーサーのカラータイヤが黒と比べて耐久性が落ちるかもしれないが、そんなに気にしなくて良いと思う。耐久性なんて、気に入った見た目に比べればささいな問題だ。

コンチネンタル Ultra Sport III パナレーサー Category S2 ブリヂストン EXTENZA RR2LL

カラータイヤ:なし カラータイヤ:あり カラータイヤ:なし

玄人に人気のコンチネンタル Grand Prix 5000

ドイツのタイヤメーカー、コンチネンタルのGrand Prix 5000は、ロードバイク乗りに人気のタイヤです。ネット上にも、よく転がるタイヤとして良い評判がたくさんあります。しかし、いかんせん値段が高いです。そのため、1つグレードを落としたGrand Prixも選択肢の1つです。更にエントリーモデルのUltra Sport IIIは手頃な値段で手に入ります。

Ultra Sport IIIが気に入ったら、Grand Prix、Grand Prix 5000に手を出していくのもありです。

コンチネンタル Ultra Sport III コンチネンタル Grand Prix コンチネンタル Grand Prix 5000

約3300円/本 約4500円/本 約6240円/本

グリップの高いブリヂストン EXTENZA

ほかのタイヤに比べると価格が高いブリヂストン EXTENZA RR2LL。安さならパナレーサー、評価の高いGrand Prix 5000と同じメーカーのエントリーモデルUltra Sport III。それぞれコスパの良い普段乗りタイヤとして買う理由がある。それに比べるとブリヂストン EXTENZAは影薄いよな、という方へ一言。

僕はブリヂストン EXTENZA RR2LLを普段使いしてます。いいタイヤです。グリップが強くて、路面を噛んで走るような間隔があり、路面が濡れてても安心感があります。RR2LLにしてから2年間で1回しかパンクをした記憶がないです。パンク耐性が高く、長持ちするブリヂストン EXTENZAはおすすめです。

ブリヂストン EXTENZA RR2LL ブリヂストン EXTENZA RR2X ブリヂストン EXTENZA R1X

約4300円/本 約4300円/本 約5000円/本

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